一人で店で酒を飲むことをかっこいいと思っている。
高級な店ってのもかっこいいが、なんだろう。高架下にあるような古めかしい店やお世辞にも綺麗とは言えないまち中華。そんなとこで1人飲むのがなんだかとても良いんだ。
しがないサラリーマンがやるようなことと昔は思っていたが、何故か20後半になるにつれ、とても素晴らしい行為と思うようになった。
ということで繰り出してみた。
お気に入りの店。おでんや定食、どこにでもあるようなつまみ。奇をてらったものはないが、店員のおばさまがたもお袋感に溢れており、落ち着く。
おでん大根やちくわ、キスの串揚げ、アジフライなどを堪能した後、こういう酒場の定番のアイツだ。
やはり、すじコンに限る。
愛してやまないソウルフードである。一味を多めにふりかけ、食べると、あの慣れ親しんだ甘辛味である。これが本当にたまらなく好きなのである。
酒を飲み干したので、ご飯と味噌汁を注文する。
一心不乱にかきこむ。
至福。