数日間嫁子が不在のため、本当に久しぶりに豆を挽いて珈琲を淹れようと思い、豆を買っていた。
子が生まれてからそういう時間を持つことがなかなかできなかったのだ。
帰ったら珈琲淹れようとそれだけのことだがなんだかウキウキしながら電車に揺られていたところではたと気付く。
やべぇ、甘いものがない…。
買いに寄るのも面倒だなぁと思っていると嫁からラインが。貰い物のアップルパイ冷蔵庫にあるよ、と。
これが俗に言う神タイミングである。
帰ったらまず、お気に入りのポーレックスのミルと月兎印のケトルをシンク上の棚から引っ張り出す。
豆を挽き、お湯を注ぐとあの大好きな膨らみが現れた。膨らむだけでとてもしあわせだ。かおりも良い。
そしてアップルパイ。ケーキでなく、アップルパイというのがなんか良い。今の気分である。
アップルパイを用意してくれた妻への愛を込めて、スタバの出雲限定マグでいただいた。
良い時間。